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【 #アップルノート ブログ 】 iPhoneはFMラジオを搭載するか?

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コメント3件

「放送」機能と「通信」機能について、考える直すきっかけになる記事、ありがとうございます。関連して思い出すのが、2011 March 11の東日本大震災。(6月発売予定のiPhone 4s発売が10月発売延期になった年。Steve Jobs逝去の年でもある。)当時、私はiPhone 4とガラケーの2台を日常使用していました。地震発生直後に家族と連絡を取ろうとしてまず固定電話を手に取ったが、不通。次に携帯電話による通話ですが、docomo (ガラケー), SoftBank (iPhone)ともにダメ。日本の携帯電話通信方式は2Gから3Gへの移行期。twitterはあったし、カカオトークもあったが、通信網が生きていなければ当然不通。(LINEは、この震災で人々が家族とopen型SNSで連絡がとれずに疲弊する姿を見て開発開始された、semi-open型アプリ。)最後に試みたのが、インターネット光通信経由のGmail送受信。予想外にも、これのみが生きていました。当時、インターネット光通信とGmailにとても感謝しました。これが「通信」の現実でした。
他方「放送」は、震源地に近ければ近いほど、ラジオ放送受信可否が生命線でした。テレビは携帯不可で、被災者の手元にはない。PCを携帯して避難できた人は極く少数で、バッテリー持ちの問題もあった。乾電池駆動のラジオ電波受信機が実質的なサバイバルツールでした。断続的余震や津波への不安を和らげ、福島原発起因の被爆恐怖に対して科学的に正確な情報を提供し、救助・支援遅延へのいらだち感情へ寄り添い、不通の家族へのメッセージを代読し続けたのがラジオでした。ラジオ放送が果たした役割はとても大きかったと記憶します。携帯電話通信アンテナ基地が破壊された東日本大震災時は、地下ケーブル通信とラジオ電波送信局がかろうじて活路になりました。しかし、災害程度によっては地下ケーブル網もラジオ電波送信設備も安泰ではないかもしれません。衛星電波送受信技術が一般民間人に利活用可能なインフラになるにはまだ時間が必要でしょうから、災害時にも強いラジオ送信設備の充実と、ウェアラブルなラジオ電波受信機の普及は、IT企業が最も急いで取り組むべき課題だと再認識しました。
wakonoshiremonoさん、私も2011年の震災の際、つくばでの学会発表中で、まさに自分の発表の直前に激しい揺れに襲われました。当時iPhone 3GSを使っていたのですが、情報の頼りは近くにいた人のワンセグケータイで受信するテレビだった事を記憶しています。その点で、日本のケータイは、ニーズは別のところにあったとはいえ、災害に強い仕組みだった、と振り返ることができますね。
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