【#アップルノート】 生体認証、結局のところ「何ID」が良いの?
スマートフォンからパソコンまで、様々なデバイスに搭載されるようになった生体認証。指紋、顔が主流となっており、触れる、見る、といった手軽な動作と、高いセキュリティを両立させ、パーソナルでプライベートなデバイスを守る役割として定着しています。
今回は、雑談的に、この生体認証について、今一度考えてみましょう。
Touch IDの登場
AppleはTouch IDという指紋認証を、2013年のiPhone 5sで導入しました。これまでパスコードを入力してロック解除する必要があったiPhone。
ホームボタンに指を添えるだけでロック解除される仕組みは、当時、非常に画期的なユーザー体験の刷新だったと振り返ることができます。
ただ、2013年のTouch ID導入当時、ユーザーは引き続きパスコードを好んでおり、Touch IDがあまり好まれていなかったとの報道もありました。
しかしこの導入は、翌年スタートするApple Payのための布石だ、と言うことが1年後に分かりました。2014年に登場したiPhone 6シリーズから、iPhoneでコンタクトレス決済を行うApple Payが導入され、決済の際の認証に活用することが分かったからです。
Touch IDは2016年モデルのiPhone SEにも搭載され、ホームボタンを持つiPad、Touch Barを持つMacにも搭載されるようになりました。もちろん、これらのデバイスでも、オンラインのApple Payは利用可能です。
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