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【 #アップルノート 】 9月12日のiPhoneイベント - 2017年のSteve Jobs Theaterふりかえりと、今年の予測

8月のマガジン投稿は、皆さん注目の9月のiPhoneイベントに関する大特集です。とはいえ、これまでのAppleのiPhoneその他への取り組みや、パターン、スケジュールなどを細かく見ていくと、そのイベントがどんなものになるのかが分かってくると思います。

例えば、3種類のiPhoneが登場すること、iPhone Xよりも大画面のiPhoneが登場することは、2017年のイベントやiPhone Xを見れば、すぐに分かることですし、日程についても、決算期と例年のパターン、そして2018年9月のカレンダーを見れば、大方予測がついてきます。9月21日までにiPhoneを発売しなければならず、逆算していけば予約が9月14日、イベントはその週の前半以外に設定しにくい、というわけです。

ということで、まずは昨年のイベントをふりかえっていきましょう。

初のApple Park、The Steve Jobs Theaterでのイベント開催

昨年のイベントは、iPhone 10周年だけでなく、Apple Parkでの初めてのイベント、The Steve Jobs Theaterのこけら落としという記念すべきイベントになりました。

私自身は、朝5時頃にクルマでバークレーを出発し、Apple Parkを目指します。通常1時間で到着する距離ですが、通勤ラッシュを心配し、2時間見ての出発。サンフランシスコ、シリコンバレーを含む「ベイエリア」の通勤事情の酷さを物語ります。

既に一般公開されているApple Park Visitor Centerにクルマを停め、レセプションからシアターを目指すことになります。Apple Park Visitor Centerを利用できたのものそのときが初めてでしたが、ダイキンのエアコン室外機に、三菱電機のエレベーター…。省エネと高い信頼性の日本製品を多用して作られたキャンパスのようです。

レセプションからシアターまでの道のりは、以下のビデオでご覧下さい。

シアター自体は、正円の石作りの土台に、これまた正円の建物が、ガラスだけで支えられる構造となっていました。しかし天井にはライトがあり電気が通っている仕組み。

人がたくさんいてそういう雰囲気ではなかったのですが、静かなときに訪れると、小高い丘からそのまま広大な空につながっているような景色の中に、ぽつんと置かれたような、不思議な体験をすることになるはずです。

シアター内部には、左右2箇所、湾曲した壁面に沿って地階に降りる階段があり、左の階段にはエレベーターも用意されていました。そのエレベーターも、らせん状にレールが敷かれており、地階に降りるまでに180度回転する仕組みです。その様子もビデオで。

さて、地上階のロビースペースで待機した後、いよいよシアターに通されます。その際の様子も、フル尺のビデオでお楽しみください。

弧を描いた階段を下ると、近いスペースがあり、そのまま直進すると、シアターの入口に到着します。1000人収容とは言え、以外とこぢんまりとしています。昨年は一連の写真を最後列中央から撮影しましたが、フジフイルムのXF18-135のレンズで十分対応できる距離感でした。

上のビデオの後半、4分以降には、やはり弧を描いた壁で仕切られているタッチアンドトライ会場の様子が見えます。巨大な壁がそのまま240度分移動して、円の2/3が開口部になるようなイメージです。

イベントは、まず、Steve Jobs氏への追悼から。そしてApple Parkの紹介、小売店の状況の説明と続き、最初の新製品Apple Watch Series 3の説明へと入りました。続いて、Apple TV 4K、iPhone 8シリーズ、iPhone X、AirPowerを紹介し、2時間のイベントが終了。

タッチアンドトライは、先程仕切られていたスペースが大きく解放され、やはり弧を描いた展示台が3つ用意され、写真手前と右奥の展示台にiPhoneシリーズ、奥のテーブル1台にApple Watchという構成で展示されました。

今年はどうなる?

あらためて、今年のイベントについて予測していきましょう。まず最初の注目は、イベント開催と発売のスケジュールです。

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