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【 #アップルノート 】 iOS標準のApple Mapsの使いどころとは?

Appleは2012年、iOS 6で、これまで標準マップアプリで使用してきたGoogle MapsからApple独自のマップへと切り替えました。英語では「Apple Maps」と言われています。

登場当時、Google Mapsに対する数少ない優位性は、ベクターデータを用いてデータ通信量を少なく済ませることができる点。もちろんGoogleもすぐについづいし、その優位性が消えると、あとは地図の充実度の問題が際立つ結果となりました。

地図の情報が不完全であったり、目玉機能だった3D表示が崩れていたりと、控えめに言っても散々な結果に。当時の不完全な情報はWikipediaにまとめられています。

しかし、最近では、進んでApple Mapsを利用する理由も見つかるようになりました。情報の深さ、公共交通機関の乗り換え案内、地下や施設内の地図の収録など、既に困らないだけの充実度を獲得しています。

またもしApple PayでSuicaを設定していれば、東京で交通機関に乗る際、その経路でSuicaで残高不足が生じる場合に知らせてくれるなどの機能もつき、Apple Mapsを使うメリットも見いだせるようになってきました。

Appleが独自の地図サービスに移行した背景の1つは、地図がサービス化し、アプリを活用するプラットホームになる可能性を見出したからでしょう。実際、メッセージやSiriと同様、マップアプリ内で他のアプリの情報を利用したり、機能を呼び出す仕組みがiOSに備わるようになりました。

サービスとしてのマップから、もはやインターフェイスとしてのマップへと変化し、そのダメ押しとも言えるのが、現在Appleが力を入れている拡張現実の普及。

もちろんまだまだGoogle Mapsに頼るという人は多いと思いますが、だんだんその状況も変わっていくのかもしれません。

さて、今日のストーリーは、AppleやGoogleが本社を構えるシリコンバレー周辺のサンフランシスコ湾岸地域(ベイエリア)で、どの地図アプリが一番有効か、という話のなかで、Appleの地図はどんな位置づけになるのでしょうか。

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