【#アップルノート】 Appleの2019年第1四半期決算で注目しておきたいこと
日本はゴールデンウィーク中でしたが、米国時間4月30日にAppleは2019年第2四半期決算を発表しました。販売台数をApple自身が発表しなくなったため、わかりやすく騒がれる数字は出なくなってしまいましたが、依然として興味深いAppleのビジネス転換について、詳しく見ていきましょう。
2019年第1四半期決算前には「利益警告」が出され、もともとのガイダンスよりも大きく売上高が減少する事態となりました。Apple自身も2019年に入ってからの利益の減少は予測していたものの、これまで右肩上がりで売上高を拡大させ続けてきたAppleにとっての「転換点」との見方が強まりました。
2019年第2四半期の売上高は580億ドルで前年同期比5%減の水準。ガイダンスでは弱気の見方が継続していたが、幾分緩やかな減少に落ち着いていますが、個別の製品の売上高を見ると、あまり安堵できない状況と言えます。
中国市場へのいろいろな懸念
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