【#アップルノート】 「為替の逆風」に隠された変化とは? - Apple 2022年第3四半期決算
Appleの四半期決算定点観測。今回は2022年7月28日に発表された2022年第3四半期決算(2022年4月〜6月)を詳しく見ていきましょう。
売上高は829億5900万ドルで、前年同期比1.8%増と、6月期として過去最高を記録。製品の売上高は633億5500万ドルで0.1%減、サービスの売り上げは196億400万ドルで12.1%増となりました。
決算発表の電話会議で、CEOのティム・クック氏とCFOのルカ・マエストリ氏は繰り返し「為替の逆風」というキーワードを口にしていたのが印象的です。
米国企業がドル建てで決算を発表する場合、米国外の売上をドルに換算するため、ドル高が進行することで、海外売上分のドル建ての数字が低くなります。Appleは各四半期で米国外売り上げが6割の企業であることから、ドル高はドル建ての決算の数字を悪くする要因となっているのです。
iPhoneは引き続き堅調
ここから先は
4,706字
/
7画像
この記事のみ
¥
600
期間限定!PayPayで支払うと抽選でお得
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?