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【#アップルノート】 M1 MacBook Proについて思うこと

2020年11月10日のイベントで、ついにAppleは、自社チップM1を搭載したMacを3モデル発売してきました。この発表は、非常に意味があると思いますし、コンピュータ業界を一変させたイベントとして、記憶に残しておいても良い野ではないか、とすら思っています。

コンピュータの世界は、M1 Macによって確実に新しいページ、つまり別次元のパフォーマンスとバッテリーの関係性へと進んだと考えています。

もちろん、それでも、万人がMacを買うわけではありませんし、私の職場のように、レガシーなWindows依存の環境は残っていくでしょう。もちろんそれで事足りる人もたくさんいます。しかし少しでもコンピュータを味方につけようと思ったり、新しいことに取り組みたいと思っている人は、手に取るべき1台であると強く思っています。

ただ、私自身が最近まで、そういう新しいコンピュータへの期待を、iPadに寄せていました。実際、2016年にiPad Proを手にしてから、モバイルコンピューティングは完全にiPadにシフトしていましたし、セルラー接続、バッテリー持続時間、そして動画の処理能力と、合理的な理由にあふれていたのです。

Intelに移行する前はPowerMac G5とPowerBook G4 15インチを使い、Intel移行後はMacBook Pro 15インチに一本化して、大型のMacのノートブックを長年使ってきました。2016年のフルモデルチェンジでiPadとの役割分担を感じて、Macを13インチにサイズダウンし、海外出張であっても、持ち出さなくなってしまいました。

どこか、「母艦」としてのMacという意識は残っていたのですが、データ連携はむしろクラウドにシフトしていましたし、Macであることの強みを発揮する場面が失われてしまっていたのです。

これをひっくり返されたので、個人的に受けたインパクトはマイナスから大幅なプラスだったわけです。そうしたエピソードをオムニバス的に交えながら、MacBook Proのレビューです。

動画版の開封とファーストインプレッションはこちらから。

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