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【#アップルノート】 デザインから環境へ、ジョニーからリサへ。

Appleは毎年、4月のアースデーに合わせて、環境問題への取り組みの進捗に関する報告書を発表しています。

これまでで大きなマイルストーンとなっていたのは、Appleのビジネス全体の「カーボンニュートラル」化でした。カーボンニュートラルとは、二酸化炭素の排出と吸収の差し引きをゼロにするということ。さらに、二酸化炭素の吸収が増えていけば、「カーボンネガティブ」や「カーボンマイナス」と言われています。

Appleは2030年までに、サプライチェーンを含めたApple製品の製造全てに至るまでを、カーボンニュートラルにしようとしています。さらに、ユーザーが製品を利用する部分まで含めて、カーボンフットプリントを算定し、おそらくそこまでもカーボンニュートラルを目指していくことになるでしょう。

Appleはこれまで、工業デザインチームが牽引し、世の中の人たちが思ってもいなかった製品の「カタチと役割」を与えることによって、人々の生活に寄り添うテクノロジーの姿を定義もしくは再定義してきました。その功績は非常に大きなものであり、Appleの時価総額が世界最高水準にあることは、その評価の一つでしかありません。

ところが、Appleによるデザイン主導のイノベーションは、今、環境に取って代わろうとしている、というのが今回のストーリーです。

リサ・ジャクソン:環境担当役員の存在

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