【#アップルノート】 Apple Siliconと、チップを取り巻く状況
Appleは2020年6月にMacを自社設計のApple Silicon搭載、2年計画で移行することをアナウンスした。そして2020年11月にM1搭載のMacを3モデル発売しました。
エントリーモデルに当てられたM1チップは、Geekbench 5のプロセッサのマルチコアスコアだけで比べれば、Mac Proのベースモデルに匹敵してしまっています。おそらく毎年アップデートすると言うよりは、1年半から2年に一度のペースでアップグレードを行っていき、出た当初は常にオーバースペック、と言うパターンで進化していくのではないか、と思います。
Appleのチップ開発は、業界に対して基本的に2年のアドバンテージを念頭に置いていると思います。それはiPhone向けAシリーズだけでなく、AirPodsシリーズに採用されたW1やH1チップも同様でした。そうしたアドバンテージを維持しながら製品に採用していくペースを維持できるのかどうかは、チップとPC、スマートフォンなどの市場との関係次第だと思います。
そんな視点で、チップ業界の動きを定点観測していきましょう。
---
ここから先は
1,222字
この記事のみ
¥
300
期間限定!PayPayで支払うと抽選でお得
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?