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【#アップルノート コラム】 Apple Music「空間オーディオ」が目論む本当のアップデートとは?

WWDC21が開催中だった6月8日、別のプレス向け説明会と共にApple Musicのアップデートが明らかになりました。

これまでアナウンスされていたとおり、7500万曲にも及ぶ全カタログでロスレス、あるいはハイレゾロスレスの音源が再生可能になった点。そして新たなフォーマットとして「空間オーディオ」が用意され、いずれもこれまでのApple Musicのサブスクリプションで、追加料金なしで使うことができるようになりました。

確かにロスレスは、往年のオーディオファンを唸らせる対応だったかも知れません。日本内外を見渡しても、ハイレゾロスレスの配信はより高い料金のサブスクリプションに含まれる機能だからです。

しかし、今回のアップデートの目玉はやはり空間オーディオ対応。実際に1ヶ月近く空間オーディオばかり聞いてきて考えた、これからの音楽に起きそうなことについて、考えました。

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体験的な思考

私が教鞭を執るiU(情報経営イノベーション専門職大学)では、2年生からケーススタディ・ケースメソッドの授業があります。

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