
【#アップルノート】 iPhoneの2018年ラインアップとiPhone SEのサイズ比較
iPhoneの2018年モデルはいずれも「オールスクリーン」が採用され、有機ELもしくは液晶のディスプレイが採用され、縁まで敷き詰められたデザインが特徴となっています。
また、2016年モデルのiPhone 7シリーズ、2017年モデルのiPhone 8シリーズは価格が引き下げられて併売となりました。しかし、iPhone 8 Plusを買い求めるなら、iPhone XRを選ぶ、という誘導をしようとしている様子も感じます。
5.5インチのiPhone 8 Plusは699ドルから、6.1インチのiPhone XRは749ドルからです。その差50ドルで、より大きなディスプレイとA12 Bionicを搭載した最新モデルに手が届き、1つでのアウトカメラでもポートレート撮影に対応するとなれば、カラフルなチョイスのiPhone XRに流れていきそうです。
iPhone XS Maxは最上位モデルとして君臨しますが、価格の面、性能の面で、iPhone XRを販売の柱にしているAppleの戦略を垣間見ることができます。このモデルが販売の中心になったとしても、iPhoneの平均販売価格は維持、もしくは上昇すると予想しています。あとは販売台数がどうなるかがぽいになるでしょう。
iPhone SEが登場しない点を惜しむ声は多数聞かれます。確かに手が小さな私としても、iPhone SEのボディに4.7インチ程度のオールスクリーンを備えたモデルが登場してくれると、片手で使えてポケットにも入ってとても良いのですが、いままでのiPhone SEのように安く作るにはまだ時間がかかりそうですね。
そのiPhone SEも含めて、横に並べた図を作成してみましたので、こちらを見ながら続きを進めていきましょう。
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米国シリコンバレーからお届けする松村太郎のマガジンです。米国生活の視点からみたAppleとテクノロジー業界、我々の未来の生活について、一緒に考えていきましょう。 個人的な取材ノートには、原稿化される前の雰囲気や感触、印象といった、「Thoughts」が含まれています。この部分が、私にとって最も重要な「考えるきっかけ」になっており、それを皆さんと共有して行こうと考えています。 我々の生活に更なる変革をもたらすテクノロジーについて、Appleを軸に、知るべき話題、押さえておくべき数字、今後の予測を、週刊でお届けしていきます。 Appleへの直接取材のメモや号外も、配信していく予定です。目指すは、ティム・クック氏へのインタビュー。このマガジンを通じて、Appleが考える我々の生活の未来について、質問を考えていきましょう。