
【#アップルノート】 否定以外できない「The Big Hack」
Bloomberg Businessweekが発表した「The Big Hack」という特集は、シリコンバレーを凍り付かせるには十分だった。10月5日のテック株は軒並み下落。特に名指しされたAppleは前日比1.62%下落、Amazon1.04%下落、GoogleとFacebookも1%弱の下落で引けました。
特集記事「The Big Hack」はこちらで読む事ができます。
またこの記事に対しては、各社がそれぞれ「完全否定」の姿勢を見せています。AmazonにとってもAppleにとっても、部分的ですら認めることができないほどの大きなリスクであり、この件の取り扱いを少しでも間違えば、時価総額1兆円達成の2社とて、回復できないダメージを追うことになるからです。
それは、否定しかできません。しかし、否定の意味、そしてこの記事が今出てきた意味についても、考えておかなければなりません。この件について、現在までの経過を見ておきましょう。
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米国シリコンバレーからお届けする松村太郎のマガジンです。米国生活の視点からみたAppleとテクノロジー業界、我々の未来の生活について、一緒に考えていきましょう。 個人的な取材ノートには、原稿化される前の雰囲気や感触、印象といった、「Thoughts」が含まれています。この部分が、私にとって最も重要な「考えるきっかけ」になっており、それを皆さんと共有して行こうと考えています。 我々の生活に更なる変革をもたらすテクノロジーについて、Appleを軸に、知るべき話題、押さえておくべき数字、今後の予測を、週刊でお届けしていきます。 Appleへの直接取材のメモや号外も、配信していく予定です。目指すは、ティム・クック氏へのインタビュー。このマガジンを通じて、Appleが考える我々の生活の未来について、質問を考えていきましょう。