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【#アップルノート】 買い換えるか? 2020年MacBook Pro 13インチ

MacBook Pro 13インチは、小幅な刷新となりましたが、一言で言えば、ラインアップ全体でコストパフォーマンスが高められたモデル末期、成熟モデルと言えるでしょう。

たまには高校自動車部らしく、車の例え話から。

よく欧州車は「モデル末期の葛藤」がある思います。モデル末期を選ぶか、1年待ってフルモデルチェンジをした最新型を選ぶか、という葛藤のことです。

モデル末期とは、フルモデルチェンジ直前のモデルという意味です。最近日本車も採用している年次更新。毎年マイナーチェンジを行って、改良を加え続けて、フルモデルチェンジでデザインやメカニズムなどを大幅に発展させるというサイクルがあります。そのフルモデルチェンジ直前が、モデル末期に当たります。

もちろん、フルモデルチェンジをすれば、デザインからエンジンから足回り、テクノロジーなども最新のモノに置き換わります。それは買う側も分かっている。だからこそモデル末期になればなるほど、それまでオプション扱いだった機能やデザインがはじめからついていたり、改良に改良を重ねて、そのテクノロジーが最もいい状態で利用できることを意味します。

熟成か、新鮮か。どちらを選らんでも正解なだけに、なかなか判断が悩むところです。MacBook Proがまさにそういう段階に来ているとおもいました。iPad主体のワークスタイルになりつつも、メインマシンとして使ってきた2016年のMacBook Pro 13インチ。高い信頼性が重要、という観点からすれば、熟成しきった2020年モノに乗り換えるのも正解だと思いました。

今回の刷新は、下位モデルも、上位モデルも、非常に魅力的な仕上がりだという結論でした。筆者は上位モデル狙いで、また長く使う前提で選んでみたいと思っています。

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