
【#アップルノート】iPhone 10年の学び - パクりを逆手にとって「ノッチ」という妥協の正当化に成功しつつあるApple
最近ちょっと面白いと思っているのは、1年前に発表されたiPhone Xの「ノッチ」についてです。
確かにSamsungは、自社広告で、ノッチを象ったヘアカットのキャラクターを登場させて、iPhone Xのシンボルとなった画面の切り欠きをコケにしようとしています。最初に、「ノッチヘア」がSamsungの広告に登場したのは、2017年11月のこの作品です。0:50あたりで登場する、iPhone行列に並んでいる人のヘアカットがノッチの形になっています。
また、2018年5月の広告では、古いiPhoneを使っている人の踏んだり蹴ったりの体験を表現しているのですが、やはり0:50のあたりで、今度はノッチヘアの男が、同じくノッチヘアの子どもを抱いて通り過ぎます。
個人的には、こういうテイストは嫌いじゃなく、次はどんなシチュエーションで、50秒あたりのタイミングでノッチヘアの家族が登場するのか楽しみにしているところです。ぜひ、もっとたくさんの家族のメンバーを登場させて欲しいと期待しています。
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ノッチは妥協
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米国シリコンバレーからお届けする松村太郎のマガジンです。米国生活の視点からみたAppleとテクノロジー業界、我々の未来の生活について、一緒に考えていきましょう。 個人的な取材ノートには、原稿化される前の雰囲気や感触、印象といった、「Thoughts」が含まれています。この部分が、私にとって最も重要な「考えるきっかけ」になっており、それを皆さんと共有して行こうと考えています。 我々の生活に更なる変革をもたらすテクノロジーについて、Appleを軸に、知るべき話題、押さえておくべき数字、今後の予測を、週刊でお届けしていきます。 Appleへの直接取材のメモや号外も、配信していく予定です。目指すは、ティム・クック氏へのインタビュー。このマガジンを通じて、Appleが考える我々の生活の未来について、質問を考えていきましょう。