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【#アップルノート コラム】 MacBook Proで果たしたいAppleの戦略的ゴールとは?

Appleの新型MacBook Proを1ヶ月使ってきて、いろいろなことが見えてきました。少なくとも筆者は、別の記事でもまとめるとおり、デスクトップとノートという2台体制ではなく、やはりMacBook Proを唯一のメインマシンとして、デスク環境をまとめていこうと考えました。

特に14インチモデルは、メインマシンを持ち運ぶ軽快なモバイル性が非常に大きな魅力です。確かに16インチよりもディスプレイは小さいのですが、唯一のメインマシン、という意思決定をしてしまえば、あとはデスク側で様々な拡張をしていけば良いわけで、今回最上位のプロセッサであるM1 Maxを選択できるようになった点でも、14インチモデルを安心して選べるようになったという印象すらあります。

もっとも、デスクトップモデルにMacBook Proの競合がまだ存在していない点も、14インチMacBook Proの選択を拡大させているように思います。現状M1搭載のiMac・Mac miniしか存在しないため、デスクトップという選択肢において、MacBook Proを上回る性能を手に入れることができないのです。

もちろん、M1 Pro/Max搭載のiMacやMac miniは、新しいデザインを伴って登場することになるでしょうから、それはそれで期待したいところではあるのですが…。

そんな前段から、今回のMacBook ProでAppleが果たしたい戦略的ゴールについて、考えていきましょう。

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M1 ProとM1 Max

アップルは2020年6月に開催された世界開発者会議(WWDC)で、それまでMacに採用してきたインテルチップから、自社設計、TSMC製造の「アップルシリコン」へ移行させることを明らかにした。

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