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【 #アップルノート 】 トランプ大統領夫妻とAppleティム・クックCEO、夏の夜の会食

メラニア・トランプ米大統領夫人は公式Twitterで、AppleのCEO、ティム・クック氏との会食の際の写真を投稿しました。写真には、ドナルド・トランプ米大統領、クック氏と3人が写っています。

ニューヨークの東隣にあるニュージャージー州のゴルフリゾート「[The Trump National Golf Club in Bedminster]」で会食をした3人。ここでバケーション中のトランプ夫妻をクック氏が訪問する形で実現したそうです。

大統領夫人のTwitterでは、米国経済にとって驚くべき影響を与える大きな革新と、米国への投資を行うクック氏を誇りに思う、と紹介するコメント。ちょうど8月2日に、米国企業として初めての時価総額1兆ドルを達成したAppleのCEOとして紹介しているようにも見えます。

ただ、トランプ政権とAppleとの間には、
- 移民問題
- 気候変動の問題
- 顧客のプライバシー
- LGBT等の多様性の問題
- 捜査当局との対立
- iPhone等の製品を中国で製造する米国外製造業モデルの問題
- 米中貿易戦争
といった数々の対立が存在しており、クック氏は民主党系の候補者への献金も行っています。基本的には、トランプ政権とは相容れない間柄、と見てよいでしょう。

しかし米国における法人減税や米国への資金環流の際の減税でAppleは大きなメリットを得ており、その資金を生かして米国内への設備投資や先端製造業に対する投資を行うなど、トランプ氏を頷かせるような施策を打ち出しました。もちろん、VCSELや強化ガラスなど、iPhoneの優位性を確保する投資ではあるのですが。

また2018年第3四半期決算の電話会議では、現在のドル高トレンドがAppleのビジネスにとって向かい風であるとコメントし、たびたびTwitterで市場をコントロールするかのようなトランプ大統領の「ドルが高すぎる」との意見に同調しています。

※Appleの2018年第3四半期決算・電話会議は #アップルノート にまとめています。

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