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【 #アップルノート 】 脱「ホームボタン」のiPhoneを先取りする

次のiPhoneは、前面が全てディスプレイになるデザインを採用すると言われています。iPhone登場以来、画面のすぐ下に配置されて来たホームボタンは、いよいよ、その姿を消すことになりそうです。

とりあえずホームボタンを押せばなんとかなる、という安心感すらあったこのボタンですが、iPhone 5sでは指紋センサーTouch IDが内蔵され、iPhone 7では押し込めるタイプから感圧式へと変更されました。

ちょうど、2016年8月、iPhone 7登場前に、マイナビニュースの連載記事の中で、「ホームボタンが感圧式になるのなら、もうホームボタン自体がなくなる未来も」という予測をしていました。すでにiPhone 6sに搭載された3D TouchディスプレイとTapTic Engineを用いれば、画面内のホームボタンでも、同じ操作感覚を提供できるからです。

Appleは、ユーザー体験の継続性の観点から、すぐにホームボタンというアイコニックな操作方法をiPhoneから排除することはない、と予測しています。やったとしても、必要な時に表示される仕組みにするなどでしょう。もし画面いっぱいにコンテンツを楽しみたければ、当然ホームボタンを表示させる部分が邪魔になるわけです。

このあたりの体験を、新しいiOSでどのように作っていくでしょうか。

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