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【 #アップルノート レポート】 シカゴで開催された「Let’s take a field trip」と、新型iPad

3月、あっという間でしたね!

シカゴのAppleイベントのあと、直接ラスベガスでデジタルマーケティングのイベントAdobe Summitを取材し、やっとバークレーに帰ってきました。3月号の #アップルノート にギリギリ間に合う形で、今回のイベントレポート、そしてiPad(第6世代)のレビューをお届けします。

まずは、今回のイベントをシカゴで開催した意義と、現在テクノロジー企業が置かれている米国の社会構造におけるポジションについて考えます。

イベントについてふりかえっておきましょう。

Appleは米国時間3月27日に、イリノイ州シカゴにあるLane Tech Collage High Schoolで、「Let’s take a field trip」イベントを開催しました。

4000人規模で歴史ある4年制の高校の講堂と教室を用いたイベントでは、新型となる第6世代iPadと、コードに続きクリエイティブ教育のカリキュラムEveryone Can Create、教室での課題管理を行うことができるSchoolworkとこれに対応するアプリが開発できるClassKitなどが発表されました。

今回のイベントは、2012年のニューヨーク・グッゲンハイム美術館で行われたイベントに続いて「異例」の開催だった、あるいは新しいパターンのイベントでした。

新製品も発表されながら、ハンズオンはなく、模擬授業の体験が用意され、教室内でどのようにiPadが使われるのかを強調する作り方でした。

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