Appleは米国時間8月1日に、2017年第3四半期決算を発表しました。今回は、この決算について、カンファレンスコールの内容、これまでの経緯や考察などを含めて、まとめていきましょう。

新型iPhoneなしでも好決算

Appleが発表したのは2017年4月から6月の四半期の決算です。ちなみに、この期間に入る直前、期間中の主要な新製品リリースは以下の通りです。

・2017年3月に、新型となる9.7インチの第5世代iPadを329ドルから発売しました。また、iPhone 7、iPhone 7 PlusにはPRODUCT(RED) Special Editionを追加しました。加えて、iPhone SEの容量を32GB、128GBと倍増させ、価格は据え置きました。

・2017年6月のWWDC 2017で、新しいサイズとなる10.5インチiPad Proを新設、12.9インチiPad Proをリフレッシュ。MacBook Pro、MacBook、MacBook Airのノート型Macを刷新。iMac刷新と値下げ。

これを踏まえて、2017年第3四半期決算を見ていきましょう。

まず、売上高は454億ドルで、前年同期比7％増。1株あたりの利益は1.67ドルでこちらは前年同期比17％増。米国外の売上は61％でした。

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